メルカリ、ラクマなど、フリマアプリでは、「値下げ交渉」というものがたくさん行われています。
販売している価格に対して、「もっと安く購入したいけれども、お値引きは可能ですか?」というものです。
値下げ交渉は、賛否両論、色々とあるようです。
私は値下げ交渉はそんなに好きでもないですが、きらいでもないですし、ありだと思いますけどね。
出品する際は、値下げ交渉を販売促進としても使っていますし、1つの売れるきっかけになります。
購入する際は、値下げ交渉をして、値下げされたらうれしいですし、商品を安く購入できることもうれしいです。
購入者、出品者の立場によっても、値下げ交渉の考え方は様々です。
メルカリなどのフリマアプリでは、本当に多く、値下げ交渉というものが行われます。
当たり前のように、超たくさん行われています
値下げ交渉に応じるメリット、デメリット、値下げ交渉されたときの対応、例文などについて書いていきます。
値下げ交渉のネット上の意見
値下げ交渉のネット上の意見や感想を軽く調べてみました。
- 買うなら少しでも安く買いたい
- 少しでも安く仕入れたい
- 値下げに応じてくれたらうれしい
- 交渉をするのは申し訳ないので、そのままの販売価格で購入するようにしている
- 複数購入の場合は値下げ交渉をしようとしている
- 値下げ交渉は商品に興味を持ってくれていると思う。少しお値引きしてあげる
- 送料や手数料もあって、ギリギリ価格で出品しているのに、値下げ交渉されると困る
- 値下げ交渉に応じたくない。そのままの価格で購入してほしい
- 複数購入してくれれば値下げをする
立場が変わると、違う意見になるかもしれないですね。
様々ありますね。
値下げ交渉に応じる?断る?メリット・デメリット
値下げ交渉に応じる、断る際のメリット・デメリットについて書いていきます。
値下げ交渉に応じる、断る、メリット、デメリット。
重なる部分もありますが、大体書いてみます。
私は値下げ交渉不可とプロフィールに書いていないです。
値下げ交渉されたら、その商品や価格などによって対応を考えています。
値下げ交渉に応じるメリット・デメリット
値下げ交渉に応じるメリット
- 売れやすい
- 購入者が喜ぶ
- 値下げ交渉のやり取りを見た他の方が、他の出品商品も見て、値下げ交渉をして、購入してくれるきっかけになる
- 複数購入をしてくれるかもしれない
- リピーターになってくれるかもしれない
値下げ交渉に応じたことで、購入者がうれしい、喜ぶでしょう。
それによって、更に商品を検討してくれる可能性もあります。
値下げ交渉に応じるデメリット
値下げ交渉のコメントのやり取りが手間であるその商品の相場が下がる同じ商品を持っている場合に相場価格が下がるために同じ価格で売れづらくなる
- 販売価格を下げないので、売上金、利益を減らさない
- 応じたら、さらに値下げ交渉をされる可能性もある
- 値下げ交渉のやり取りを見た方から、この出品者は値下げに応じると見られて、大幅な値下げ交渉を要求される可能性がある
販売価格があるのに、「販売価格より安く買えて当たり前」、「なんでも値引きしてくれる」と思われるのは困りますね。
値下げ交渉を断るメリット・デメリット
値下げ交渉を断るメリット
- コメント、やり取りの手間が不要になる
- 購入しようとしていた方の値下げ交渉を断るので、売れるきっかけを逃す可能性がある
- 値下げしたら、違う方が購入するなどの横取りがない
- この出品者は値下げしないと言うことで、他の商品にも値下げ交渉をしてくる人が減る可能性がある
- その商品の市場価格相場を維持することができる
値下げ交渉を断るデメリット
- 売りづらい
- なかなか売れなければ、結局値下げが必要だったりする
- 値下げ交渉に応じてくれないと気持ちよく思ってくれない方もいる
それぞれ、メリットやデメリットがあります。
アマゾンでは、1つの商品に対して複数の店舗が出品していて、価格一覧が見られるので価格競争が激しくなっています。
メルカリは一部のカテゴリーをのぞいて、そこまで出品者同士が競うように、1つの商品に対して複数の出品者が出品していて、価格一覧が見られる仕組みではないです。
(メルカリの本の出品商品は、アマゾンのように価格一覧がわかりやすく見られるようになっています。)
そこまで価格競争が起こるようにはなっていませんが、検索ワードを入力して、「価格が安い順」に並び替えすることできるので、簡単に最安値を見つけることができます。
私もメルカリで購入したいものがあったときに、商品を検索して、最安値から調べて、商品ページを見たことがあります。
同じ商品でも、最安で出品している方の商品ページには、より多くのいいねやコメントがありました。
そこで誰かが買おうとして、質問や値下げ交渉が行われていました。
私は値下げ交渉を1つの販売促進とみなして、うまく対応するようにしています。
その商品ごとによって、値下げ交渉に応じるか、考えて、対応しています。
値下げ交渉に応じる際の注意点
値下げ交渉が来ても、「なるべく高く売りたい」、「赤字にはしたくないけど、ある程度の利益はほしい」というのが、出品者の気持ちだと思います。
どんどん値下げ交渉に応じていたら、売上金や利益が減ってしまいます。
気をつけないと、手数料、送料も考えたら、赤字になることもあります。
その商品の市場価格や相場も下がってしまい、同じ商品の在庫を複数持っているときや、他の出品者の商品も、その価格で売れづらくなります。
価格破壊が起きやすくなります。
なので、むやみやたらには、値下げ交渉に応じない方が良いのではないかと思います。
値下げ交渉には、「いくつかのパターン」があります。
例えば、3980円で化粧品を出品しているとします。
そのパターンや、それに応じた対応について書いていきます。
値下げ交渉のパターンや対応方法・例文
値下げ交渉のパターンや対応方法、例文について説明します。
具体的な金額を提示
「〇〇円まで、お値引きしていただくことは可能ですか?」
「この商品を、3700円にお値引きしていただくことは可能でしょうか?」
このように具体的な金額で提示されると、購入者の希望価格が最初からわかりやすいですね。
販売価格に対して、100円~300円程度、10%程度の値引きでしたら、割と妥当だと思います。
仕入れ値、送料、手数料も見て、対応できるか検討してみましょう。
対応できるようでしたら、値引き交渉を承諾してください。
例文
コメントありがとうございます。3700円にお値引き可能です。価格を変更しますので、ご購入くださいませ。
3980円の端数をとって、3000円でお値引き交渉をしてくる方もいたり、2000円など、大幅に値引き交渉されたときの対応です。
仕入れ値、送料、手数料を計算して、納得できない利益になってしまうなら、その値下げ交渉の価格提案を断ることになります。
しかし、ただ断るだけだと、「この商品ページでは買わない」と思われる可能性がありますので、このように断ることがポイントです。
値引き交渉された金額より、少し高めの価格なら対応できる場合
3000円で交渉された場合を元に説明します。
3000円にはできないけど、3500円だったらまだいいかな
例文
コメントありがとうございます。3000円にお値引きすることは厳しいですが、3500円にはお値引きできます。いかがでしょうか?
3100円ではなくて、販売価格の3980円と、値引き交渉価格の3000円との間をとって、3500円を提案しています。
3500円の値引きだと、購入しないという方なら、返信をしないで、買わないと思う可能性がありますので、「いかがでしょうか?」と疑問文を付け加えることで、返信を促しています。
それで、3500円だと購入しないようなら、再度価格を検討して、超ギリギリだけど売りたいので、「3400円でいかがですか?」と提案して、購入につなげることもできます。
対応できない値引き交渉金額で断る場合
2000円に値引き交渉された場合で説明します。
2000円での販売は厳しいな。ギリギリでも3500円なら対応できる。
例文
コメントありがとうございます。2000円へのお値引きは、仕入れ値や送料や手数料もあるので厳しいです。お値引きするとしたら、3500円がギリギリ価格になります。ご希望に添えず申し訳ございません。いかがでしょうか?
あまりにも大幅な値下げ交渉や、しつこく値下げ交渉をしてくる方には、いかがでしょうか?と聞かなくてもいいと思います。
その商品の価値というものがありますので、販売価格をむやみやたらに下げるのは、商品のブランド力や商品の価値を下げ、市場価格や相場も下げてしまい、価格競争が起きて、売れづらくなってしまいます。
詳しくはこちらの記事に書いています。
すぐに購入しましょう、値下げ交渉をしないでっていうわけじゃないです。
むやみやたらに、大幅値下げに応じる、商品の価値を下げる、市場価格や相場を下げるのはやめましょう。
多く出回っているものこそ、価格破壊が起きたら、どんどん価格競争が起きて、売れづらくなります。
丁重に柔らかく、お断りをしてみましょう。
具体的な金額を提示されていない
「お値引きは可能ですか?」と具体的に金額を提示しないで、コメントしてくれる方もいます。
そこで、ギリギリ価格の3500円を最初から提示すると、またそこから「もう少し安くできませんか?」とか「3200円にお値引きできませんか?」など、値下げ交渉される場合もあります。
金額が提示されていなかったら、「3800円でいかがですか?と提案してもいいですし、最初からギリギリ価格の3500円を提示して、「これがギリギリ価格でお値引きができない」といってもいいでしょう。
(また値下げ交渉されたら、超ギリギリ価格の3400円を提案してみるとかです。)
販売価格が提示されているので、販売価格で購入してほしいところですし、なるべく高く買ってくれた方がうれしいですね。
お気持ち程度の値引き交渉
「お気持ち程度、お値引きしてくれませんか?」という値引き交渉もあります。
購入希望だけども、お気持ち程度、お値引きをしてほしいという方もいます。
お気持ち程度とは、どのぐらいでしょうね。
この場合は、お気持ち程度、つまり少し値引き対応をすると、喜んでくれて、購入してくれるかもしれません。
3980円の化粧品だったら、3900円、3850円、3800円などの値引きでも購入してくれる可能性があります。
例文
コメントありがとうございます。それでは3900円でいかがでしょうか?価格を変更しますので、ご検討下さいませ。
複数購入の値引き交渉
複数の商品を出品していると、「複数購入するので、お値引きをお願いします」と言われることもあります。
複数購入してくれたら、その商品をまとめて発送するので、1つ1つ商品を発送するよりも送料が浮きます。
どの商品を購入希望されるのか聞いて、その商品をまとめて発送する際に、どんな発送方法で発送をして、どのくらいの送料が浮くのか、大体計算してみましょう。
値下げ交渉された価格で納得できましたら、そのまま交渉を承諾してもいいです。
納得できない価格でしたら、コメントで話す必要があります。
例文
コメントありがとうございます。複数ご購入していただけるとのこと、うれしいです。同梱で発送するのは可能ですが、その価格での販売が厳しいです。合計でこのぐらいでしたらお値引きできます。いかがでしょうか?
箱なし簡易包装で発送の値引き交渉
商品によっては、中身は小さくても、型崩れや傷、汚れなどを防ぐために、大きめの箱、厚さがある箱で梱包されています。
大きめの商品を発送すると、サイズが大きくなり、送料がかかります。
厚さが3cm以上の商品も、送料がかかることがあります。
商品は箱ごとほしいという方もいれば、商品の箱はいらない、中身だけほしい、中身をプチプチなどの梱包資材で梱包してほしいという方もいます。
厚さの関係で、箱を折りたたんで同封する発送方法もよく行われています。
中身だけを型崩れや破損がないように、プチプチなどの梱包資材を使って梱包したら、送料がいくらになるのか、箱ありと箱なしで、どのくらい送料に差が出てくるのか把握してみましょう。
それで値引き交渉に対して、対応を行います。
例文
コメントありがとうございます。箱なしでしたら、このぐらいお値引きができます。中身は型崩れや破損を防ぐために、プチプチなどの梱包資材を使って発送します。ご安心下さいませ。
値引き交渉の他の対応方法・テクニック
値引き交渉をされたら、このような対応方法もあります。
メルカリ、ラクマなどのフリマアプリで見つけた方法や、私が行ってみた方法、値下げ交渉をされた方法について書いています。
こちらの記事に書いてあるので、参考にしてみてくださいね。
まとめ
値引き交渉の対応やテクニックについて説明しました。
値引き交渉は、断るとしてもただ断るのではなくて、1つの販売促進、1つの売れるチャンスだと捉えた方がいいです。
メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、たくさんの値引き交渉が行われています。
ヤフオクやPayPayフリマにも値下げ交渉という機能があります。
ヤフオクでは値下げ交渉の機能は廃止されるようですが、代わりとしてこのような機能があるようです。
値引き交渉があった際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。