ネットで物を売るプラットフォームはいくつかありますね。
メルカリ、ラクマ、ヤフオク、paypayフリマ、ヤフーショッピングなど…
何を使うか決める際に、気にすることの1つに「手数料」があると思います。
手数料の安さで、どこで売るか、どこをメインに使っていくか、判断する方もいるでしょう。
しかし、手数料の安さだけで判断するのはやめたほうがいいです。
1番手数料が安いところに出品して、逆に損することもありますし、手数料が高いところに出品して、得することもあります。
もちろん逆もあり、手数料が安いところで売って、得することもありますけどね。
それはそれでOK!
同じものを同じ価格で売るとしたら、手数料が安いところで売った方が、利益やもらえる売上金は高くなり、お得です。
ですが、本当に手数料が安いところほど、お得になるのでしょうか?
目先の利益じゃなくて、総合的な利益を考えたほうが、お得になるでしょう。
この考え方は普段の買い物でも、ビジネスでも大事です。
メルカリとラクマを例にして、書いていきます。
メルカリとラクマの手数料
フリマアプリはいくつかありますが、有名どころは、メルカリやラクマです。
メルカリに出品している人は、ラクマにも出品していることが多く見られます。
メルカリの商品ページに、「他のサイトでも出品しているため、購入前にコメントをください」という書き込みがあり、ラクマでその商品を検索したら、見つかったことがありました。
ヤフオクやpaypayフリマには出品していないけど、2大フリマアプリである、メルカリとラクマを併用している方は多いです。
2021年4月6日時点で、メルカリの手数料は10%、ラクマの手数料は何%で、ラクマの方が手数料が安いです。
そこだけを見ると、ラクマのほうが魅力的です。
私はメルカリもラクマも使っていますので、それぞれの特徴や感想について、書いていきます。
メルカリとラクマでは反応度が違う
メルカリもラクマも常に利用しているのですが、閲覧数や反応度が違うと感じています。
メルカリのほうが反応度が高く、早く売れやすいのです。
もちろんラクマで反応がついて、売れることもあるのですが、総合的に見ると、メルカリのほうが反応が高く、早く売れやすい傾向だと思っています。
こちらのサイトで、検証された様子がわかりやすく書かれていますので、ご紹介します。
検証したところ、メルカリのほうがよく売れたようでした。
3つ出品中2つは3日程度で、メルカリで無事に売れました。値段・写真・商品説明は一切変えてなかったのに、です。やっぱり人気商品以外は、ラクマよりメルカリの方が売れやすいですね。
https://rakuma-guide.com/mercari-or-rakuma
他にも、ネットで「売れやすいのはラクマよりメルカリ」という意見があります。
(2021年4月6日時点での感想です。)
なぜなのでしょう?
それぞれのユーザー数を見てみます。
2019年4月1日時点の利用者数ですが、ニールセンデジタル株式会社の記事によると、メルカリは2216万人、ラクマは1115万人になっています。
1101万人ほどの差があり、約2倍の差があります。
また、こちらのサイトでわかりやすくまとめられていましたので、ご紹介します。
2021年2月時点で、ダウンロード数はメルカリが7500万、ラクマが2500万となっています。
ダウンロード数はメルカリがラクマの3倍あります。
単純にお客さんが多いので、メルカリの方が売れやすいです。
また出品者も多いので品揃えもメルカリの方が充実してます。
https://rakuma-guide.com/mercari-or-rakuma
メルカリのほうがユーザー数が多いため、その分、閲覧数が多く、反応度も高いと思われます。
しかし、ラクマをおすすめしないわけではなくて、ラクマでももちろん売れますし、使いやすいですし、ラクマもおすすめです。
目先の利益じゃなくて総合的な利益を考えよう
いくら手数料が安くても、なかなか売れなければ、その物はお金にならないです。
物を保管しているスペースもありますし、売るために、少しずつ値下げしたり、再出品したり、説明文を改定する手間も出てくるでしょう。
多少、手数料が高くても、売れたらお金になりますし、資金繰りが早くなります。
早く売りたいか、少しでも節約して売りたいか、人それぞれの好みはあると思います。
しかし、効率を求めるなら、早く売ることを気にしてもいいでしょう。
ネットで物を売る目的は、「お金を稼ぎたい」とか、「不要品を譲りたい」などがあると思います。
多少、手数料が高くても、売れたらお金が入り、不要品を誰かに譲ることができます。
普段の買い物でも、最安だけを狙うか、多少高くても、様々な価値を見出して、それを買うかがあるでしょう。
目先の利益にとらわれず、総合的な利益を考えるといいです。
リスクを取って、リターンを得る、負けるが勝ち、このような考え方はビジネスでも大事です。
なので、手数料の安さだけにとらわれず、ユーザー数、反応度、閲覧数、あなたが扱っている商品とプラットフォームとの相性、そのプラットフォームの使いやすさ、ご自身に合っているかなども考えてみてください。
まとめ
2大フリマアプリのメルカリ、ラクマの特徴や感想について書きました。
現時点で、ユーザー数が多いメルカリのほうが早く売れやすいと感じている、ネットでもそのような意見をよく見るとお伝えしました。
多少、手数料が高くても、売れやすいほうが効率がいい、普段の買い物でも、ビジネスでも、目先の利益にとらわれず、総合的な利益を考えるといいでしょう。
ですが、ラクマもおすすめなので、1つのプラットフォームだけを使うのではなくて、ラクマも使ってみてください。
プラットフォーム、販路は1つだけじゃなくて、いくつか持っておくといいです。
いろんなプラットフォーム、販路を活用するつもりでいましょう。
そのプラットフォームのユーザー数、反応度、閲覧数、あなたが扱っている商品とプラットフォームとの相性、そのプラットフォームの使いやすさ、ご自身に合っているかなどを見て、販路を使い分けることをおすすめします。
それについては、違う記事で書きます。
ぜひ参考にして、メルカリ、ラクマを活用してみてくださいね。